ニンテンドースイッチより発売された、マリオパーティシリーズの最新作『SUPER MARIO PARTY (スーパーマリオパーティー )』が発売され、約一ヶ月たちました。
そんなある日、何気なく立ち寄ったヨドバシカメラで購入してしまいました。 マリオパーティを買うのはニンテンドー64で発売された『スーパーマリオパーティ3』以来初めてですので(友人宅では他のシリーズも遊んでいます。)昔と今で、どれくらい変わったのか、楽しみでした。
そんなニンテンドースイッチ初のマリオパーティ最新作を遊んで感じた印象をご紹介してきます。
小さいマップでより戦略的な試合が重要に。
今作は、選択できるキャラクターも多く、なによりマリオやルイージなど主人公キャラだけでなく歴代のいわゆる雑魚キャラ達も顔を揃えています。

クリボーで蹂躙してやりますよ。

ぼくはテレサにするー。

ゲームが始まると大きな広場に案内されます。するとキノピオから『キノパッド』なるアイテムを貰いました。この端末を使えば、広場を移動しなくても各モードにアクセスできるようになります。


クリボーすげー喜んどる。

どうやって操作するんだろう……?
ステージ選択画面です。はじめは3つのマップを選べるみたいです。3つのマップをクリアすると4つめの「?」ステージが解放されるのでしょうか。今回は、トロピカルで楽しそうな雰囲気の『発見!巨大フルーツの島』を選択。


キノピオがステージの特徴を説明してくれるので、初めて遊ぶ人がいても安心してマリオパーティーの世界に入ることができると思います。「発見!巨大フルーツの島」は4つの大きなフルーツでできた島が特徴のステージようで、土管や橋を使い、それぞれの島を行き来してスターを集めることができるようです。奥の島を結ぶ橋にはハプニングマスが3つあり、それを踏むと…

あわわ!巨大ゲッソーがいたなんて気が付きませんでしたー!

……。



橋のごとプレイヤーを吹き飛ばし、マップのスタート位置に飛ばされてしまいます。スターの位置によってはナイスな選択なのでうまく活用するとよいでしょう。吹き飛ばされたクリボーが可愛いので、また吹き飛ばされに行きたいと思います。

左奥の島には、橋を渡る道のほかにも島の奥に進む道があり、進んだ先には2つの宝箱が置かれています。うまくマスにとまるとご褒美を受けとることができます。相方のテレサは、悩んだ末に緑色の箱を開封。

「スターかコインを横取りしてきますけど?」箱からでてきたジュゲムはサラッと悪魔の選択をささやきます。友情崩壊ゲーとして名高いマリオパーティーらしいやり取りですね。スターを横取りするには30コインが必要ですので、注意が必要です。

ハナチャンのショップからはアイテムを買うことができます。アイテムを買うごとに気温が上がり、右の温度計の目盛りが上がっていきます。最高点までいくと一体何が起こるのでしょうか…。

今作のミニゲームは、歴代のシリーズに負けないくらいクオリティが高く、遊んでいてとても楽しいです。joyコンの特徴を生かしたミニゲームが多数収録されているのでぜひ遊んでみてほしいです。
今作で驚いたのが、「ミニゲームの説明画面上で、実際にキャラクターを操作し練習することができる」ということでした。歴代のマリオパーティーを遊んでいたつもりですが、この仕様には驚きました。
ミニゲームの説明画面です。左のミニゲームのサムネイル画像に見えるエリアが実際にキャラクターを動かすことができるゲーム画面になっていて、右側の操作方法とゲーム画面下のルールを確認しながら練習を行えます。


CPUがおバカちゃんだわ。

端っこで絡まっとる……。
いままでは勝ち負けが反映されない練習モードとして画面を切り替えなければならなかったので、かなりゲームのテンポが上がりよりさくさくとゲーに集中できるようになったのはありがたいですね。

今作のマップはステージが小さく、簡単にマップを一周することができるため、全体的にゲームの展開が早い印象です。サイコロの目もマップの規模に合わせて、1~10の目がでるサイコロではなく、1~6の目がでるサイコロがスタンダードのようです。
今作は、通常のサイコロのほかに、キャラクター固有の『キャラクターサイコロ』なるサイコロを使うことができ、サイコロによっては、多くマスを進めたり動けない代わりにコインを取得できる目があったりします。例えば目の前にスターマスがあるけどコインが足りないため、このターンは動きたくないと言った場面でコインの目を持つサイコロを出せばその場にとどまりコインを手に入れ次のターンでスターを獲得するといった戦略的なゲーム運びをすることができます。
そしてもう一つ戦略の幅を広げる要素が、『フレンドマス』です。このマスにとまることでランダムで選ばれたキャラクターが応援に来てくれます。

ハンマーブロスだぜ!よろしくな!絶対に勝とうぜ!
仲間になるとそのキャラクター固有のサイコロを使用できるようになります。『ハンマーブロスサイコロ』は二分の一の確率で5がでる実用的なサイコロです。コインの+3マスが1面あるので、その場にとどまることやコイン稼ぎを行えたりと状況に会わせやすいサイコロだと思います。
また、仲間になったキャラクターは、自分のターンにサイコロを一緒に振ってくれるので、より前に進むことが出来るようになります。フレンドが多いほどより進みやすくなり有利になっていくので、積極的にフレンドを呼んでおきたい所ですね。
残り数ターンになると、ラストスパートが発生します。コインマスが2倍になり、よりコインを集めやすくなる半面、マイナスマスの効果も2倍になってしまうほか、カメックの登場によって、とまると痛いお仕置きが待っている『ドッキリマス』がよりハードな『スーパードッキリマス』に強化されてしまいます。

……ん?どうした?盛り上がりが足りないようだなー??

うわー。やめてくれー。
スターの元まで移動できるアイテム『金の土管』は、逆転を狙える強力なアイテムです。ラストスパートが発生した際に最下位のプレイヤーにプレゼントされます。

今作のスターはコイン10枚で交換できるので、小さいマップを移動しより多くのスターを取り合う形になります。ゲームの展開が早いので気が抜けません。


直後、ビックマックが入っていそうな容器からおもむろに金の土管を取り出すテレサ。ここから追い上げを狙います。



どのサイコロを降るか悩むテレサくんがとてもかわいい。

……尊い。
今回は初回ということもあり、10ターンのショートバージョンで遊んでまりました。短いターン数の中でも、スターの奪い合いやラストスパートの波乱など、熱いバトルを体験することができました。
今作にもボーナススターが存在しています。最後まで勝負の行方はわかりません。序盤であまり動くことができなかったので、のんびりボーナスを獲得することができました。
ボーナススターの配布が終了し、勝敗の発表です。ドキドキの瞬間です。

(勝ちはいただいた)

(ドキドキ)
どるどるどるどるどるどる……じゃん!テレサさんでーす!!


わーい

まじかよ
まとめ
マリオパーティーシリーズの面白さは健在でした。『SUPER MARIO PARTY(スーパーマリオパーティ)』はマップのサイズが小さい分、ゲームの展開が早く、戦略的なバトルが楽しめます。
キャラクターサイコロといった要素を駆使して、キノピコからスターを購入するのか、ジュゲムやアイテムを使ってライバルから直接スターを奪うのか考える醍醐味がマリオパーティーの良さだと思います。
また、オーソドックスなスターの争奪戦ルールから、2on2でのボードゲームモードなど複数のモードがあるので、気楽に楽しむもよし、もかなりガチな戦いを楽しむのも良いかもしれません。
joyコンの特徴を生かしたミニゲームはとても楽しいので、親せきや友達と集まる際に持っていけば盛り上がること間違いなしです。
今回はオーソドックスなボードゲームを遊んでまいりましたが、このほかにもいろいろなパーティーゲームがあるのでそちらの紹介もしていければと思います。
ではでは!
