皆さんは職場や学校でイヤホンで音楽を聴いている時に、こう言ったご経験はありませんか。
- 「音楽を聴いて作業していたら、集中しすぎて名前を呼ばれても気付かなかったことがある」
- 「音楽を聴いて作業したいけど、周囲の音をシャットアウトするのはちょっと不安」
ところがある日、ついつい作業に集中しすぎてしまい(周囲の音は聞こえていません)、打ち合わせに呼ばれている事に気づかず注意されてしまうことがありました……。
集中するために音楽を聴ききたくても、周囲の音を完全にシャットアウトしてしまうのは色々と不安ですよね。周りに気を配りすぎて作業効率も落ちてしまいます。
作業と音楽を両立するのって、なかなか厳しいですよね。
そこでオススメしたいのが、今イヤホン業界を騒がせている(かもしれない)新しいジャンルの「耳をふさがない」イヤホンです。
私が実際に購入して約1か月ほど使用して、いくつか感じた部分を記事にしましたので、参考にしていただければと思います。
Contents
周りの環境音に音楽がとけこむデュアルリスニングの凄さ
私が一番オススメしたいのは、やはり「耳をふさがない」という点。
「耳をふさがないって、いったいどんな感じなのだろう」と、前々から気にはなっていましたが、先述の事件をきっかけに、先月思い切って購入。
今では、耳をふさがない「オープンイヤー型イヤホン」の凄さを日々実感しています。
仕事中に音楽を聴いている方、周りの音をシャットアウトしたくない方にオススメのイヤホンだと思います。
このイヤホンを仕事場で使うようになってから、音楽を聴いている時に名前を呼ばれてもちゃんと聞こえるので、周囲に気をくばり続けることもなくなり、より自然に仕事場という環境で音楽を楽しむことが出来ました。
音の聞こえ方は、テーマパークとかで歩いている時に、「意識はしていないけども遠くからBGMが聞こえてくる感覚」と言えばイメージしやすいでしょうか。
普段生活している上で聞こえている環境音、そこにBGMとして音楽が流れているような感覚なので、声をかけられてもすぐに気づくことができます。
同僚とお話している時でも、打ち合わせに参加している時でもお気に入りのBGMを聴くことができます。(さすがに外していますが)
音漏れ&音質はどうなの?
皆さんが気になっているのは、オープンイヤー型イヤホンの音質とか音漏れの部分ではないでしょうか。
さて、このイヤホンの音質を語る前に私自身のイヤホンへのこだわり具合をお伝えしておきます。
私は自然に聞こえる程度の音質があれば満足する程度のこだわりです。今まで使用してきたイヤホンは、ソニーのだいたい1500円~2000円位の比較的お手頃なイヤホンを主に使っていました。
オーディオテクニカのイヤホンを購入したこともありましたが、音がバリバリしていて、一度も使うことなく父親にあげたことがありました。
ソニーのイヤホンは低音も高音も、一番自然に聞こえるので、好きで愛用しているのですが、教えて詳しい人!
さて、イヤホンの音質に凄くこだわりがあるわけではないと言うことをお伝えした上でこの「STH40D」の音について語ってみます。
音漏れについて
そこそこ「大きな音」で曲を流しているとやはり「音漏れ」してしまいました。
私が普段「Xpreria XZ1」のウォークマンアプリで音楽を聴いているのですが、
これぐらいの音量で音楽を聴いていると周りの音と音楽のバランスがとれていい感じ。音漏れもなく、本人にしか聞こえていません。
しかし、ここまで音量を上げると、周りの音よりもイヤホンからの音のほうが大きくなってしまいせっかくのオープンイヤーイヤホンが台無し……。
試しに、弟に曲あてクイズと称して音漏れテストを行った際には、30㎝くらいの距離で曲名を当られてしまいました。
「ながら聞き」を目的としているので、音量を上げて音楽を聴くといった使い方は適していないと思います。
電車の中など、密閉空間では大きな音で使用するとシャカシャカ音が漏れてしまうと思うので、30%程度の音量で使用することをオススメします。
オススメの使い方
このイヤホンは、大きな音ではなく、周囲の環境音よりもイヤホンの音量が同じか小さい音量で聴くことで、真価を発揮してくれます。
オススメの使い方として、少し小さめの音でディズニーランドのパーク内BGMをかけると最高です。ゲームのサントラも最高ですね。FF13のビルジ湖とか凄く好きです。
出勤中にスプラトゥーン2の「Now or Never!(イマヌラネバー)」が流れるとついつい急いでしまいます。
音の感じとしては、ソニーのイヤホンらしい、ナチュラルな音質です。音量次第ですが低音もしっかり聞こえます。
使っていて気付いた良いところ、いろいろ
あると便利なマイク付きリモコン
「STH40Ð」は有線接続なのでイヤホンジャック端子に接続して使用します。
ケーブルにはマイクとリモコンがついており、音量の操作や曲送りなんかができます。また、中央にある丸いボタン「マルチファンクションキー」を操作すればGoogleやSiriといった、音声検索をすることもできます。
このリモコンが意外と便利で、ケーブルの煩わしさはあるももの、ゲームをしながらのハンズフリー通話がより便利になりました。
特に対戦系のゲームだと、環境音や足音から敵の接近を聞き分けたりするのですが、通話用にイヤホンを装着してしまうと足音の聞き分けができなくなってしまいます。
このイヤホンはゲームの音を邪魔することなく通話できるので、今まで以上に友達と通話しながらのゲームが楽しくなりました。
ちなみに、上から装備しているヘッドホンはこちらです。
豊富なカラーバリエーション
カラーも4色から選べるので、ライフスタイルに合わせることができます。
私は、使用している「XperiaXZ1」に色を合わせてピンク色にしました。
全体的に明るいグレイッシュ系の色合いなので、落ち着いた印象を感じさせます。この色味ならたとえピンクでも職場で使用出来ちゃいます。
可愛らしいピンク色というよりも、淡い紫色という印象です。
特徴的なデザインの下掛けスタイル
この変な形、ちゃんと使えるの?って思いますよね。私も調べている時にそう感じていました。
オープンイヤー型のイヤホンで言うと、「STH40D」の他にイヤーカフみたいな「ambie」というイヤホンがあります。
オープンイヤー型のイヤホンの形ってまだまだ発展途中な印象を感じました。
ですが、この下掛けスタイルイヤホンを使ってみて感じたのは、自然なつけ心地で、ある種のオープンイヤー型イヤホンの一つの正解のように感じました。
写真で見るとかなり大きく見えますよね。でも使ってみると意外と邪魔にならないんです。イヤーピースを耳の穴に引っ掛けイヤホン全体を支えるため、大きさの割に重くなく、正面からだとイヤホン本体も目立たちません。
耳の後ろ側に隠れる部分が大きなドライバーユニットとなっており、ここから音導管を通して鼓膜に音を伝える仕組みなので、意外とパワフルな音を出すことができます。
イヤーピースは左右それぞれS、M、Lサイズが用意されているので、いろんな方に使っていただけると思います。
「ambie」のイヤーピースは取れやすいとレビュー記事をよく読みますが、こちらのイヤーピースは管についた3つのツメがイヤーピースをがっちりホールドしているので、ねじれた際などで、取れたことがありません。
まとめ
さて、今回レビューしたガジェットはソニーの耳をふさがないイヤホン「STH40D」でした。
このイヤホンのGOODポイントをまとめると
- 周囲の音が聞こえるので職場でも使える!
- 意外とパワフルな音質、音漏れもほぼなし!
- お求めやすい価格で高パフォーマンス
といった所でしょうか。
実際に1ヶ月使ってみて感じた良かった部分を記事にしてみましたが、いかがだったでしょうか。音質の良さはソニー製品の素晴らしさを感じられますね。
周囲の音が聞こえるので職場でも安心して使用できるという点が、このイヤホンを購入して一番良かったと思うポイントです。
本当に、ソニーの技術力にはいつもわくわくさせられますね。
実はソニーにはもう一つ「Xperia Ear Duo」というワイヤレスオープンイヤーイヤホンを販売しているんです。お値段は29800円!かわいくない!(値段が)
ゴールドとシルバーが上品な雰囲気を醸し出しています。
オープンイヤーイヤホンを探してるとき、こちらの商品ももちろんチェックしていましたが、如何せんお値段がかわいくない。
そこで、オープンイヤー型を初めて買うにあたり私は「STH40D」を購入したのですが、比較的リーズナブルな価格でこれだけのパフォーマンスを発揮してくれるならかなりお買い得だと思います。
「耳をふさがない」素晴らしさをワイヤレスイヤホンでも試してみたい気持ちが少しずつ芽生えてきたので「Xperia Ear Duo」を購入する日も遠くはないのかもしれませんね。その時は、また使ってみてよかった点をレビューしたいと思います。